ジャンプ+で連載されている「タテの国」という漫画が面白いので紹介します。
あらすじ
天空から下界に伸びる「タテの国」。そこで暮らす少年・ルスカは下界への興味を持ちつつ暮らしていた。ある日、上空から一人の女の子が下界へと落下するのを見たルスカは・・・。落とし巫女をめぐる少年の冒険が始まる!
「タテの国」は2019年1月10日よりジャンプ+にて連載(
毎週木曜更新)の縦読みのマンガです。作者は
田中 空氏。過去にジャンプ+に「心なしのキリム」という作品を連載していました。
物語の舞台は天空から下界に伸びる塔「タテの国」。タテの国には階層ごとに様々な文明が存在している。また遠く離れた上下の交流はなく独自の文明を持っている。
登場人物
ルスカ
下界への興味を持つ少年。ある日上空から下界へと落下するオメガを目撃し後を追って落下する。
オメガ
落としの巫女。10年に一度起こる大飢饉を鎮めるため半死の薬を飲んで神の口に落とされた生贄。数千年の眠りから助けてくれたお礼にルスカの謎ときに協力する。
連れ去らわれ、タテの国本体を救うため底にいる。上級公務員曰く”真性オメガ様”
ケルビンさん
タテの国の構造を研究している科学者。元人間。
ズパ
エンジニア。目玉を食べて生活している。
塔バトのじじい
関所を守る老人。関所の条項を守ることだけ考え生きてきた。
郵便局員(ヒックス)
タテの国で唯一の「底」勤務の郵便局員。ある人物からの手紙をルスカに届ける。
中級公務員。
ピッピーの仮想世界ではラムダ軍の参謀長。ラムダのコーヒーが好き。
オメガさん
駅で出会ったオメガそっくりの人物。
オッサン
15話より登場。死ぬのが嫌いなオッサン。「タテの国」の公務員に駅のエネルギーを奪われたことで駅は崩壊し、巻き込まれた家族を失った。公務員を嫌っている。
ユダ
19話より登場。世界の崩壊を防ぐためタテの国の底で公務員として働いていた。
最愛の人「トカマク」殺された後、ツールを使いワームホールの入り口と出口をつなぎ楽園を築く。
トマカク
ユダの恋人。一般人。タテの国の守秘義務により殺された。
上級公務員(ケプラ?)
22話より登場。ツールを横領した罪でユダを処刑しようとする。
自称”若干サディスティック”
タテの国の住人を助けるため何度も時間をループしボロボロになった。体は人工物。
ピッピーの仮想世界ではラムダ軍の指揮官。
グルオン
タテの国の設計者
偽グルオン
設計者によって作られた人口生命体。
ピーピー
偽グルオン初号機。偽グルオンの記憶を持つ。
ビビ
46話登場。ピッピーの仮想世界で出会う。尾頭族
ラニアケア博士
46話登場。ピッピーの仮想世界で出会う。尾頭族。中和ガムを開発者
トカマク
尾頭族。ラニ博士の弟子。
ラムダ王
顔に十字がある男。名前のみ登場。ルスカたちはグルオンと疑っている。
初代ラムダ王
オメガそっくりの姿をしている。
面白いポイント
面白いポイントは何といっても先の読めない展開です。数千年落ちてもたどり着けない塔の底に何があるのか。落としの巫女オメガはいったい何者なのか。知るべきでない真実とは何か。タテの国は誰かに作られた?。読んでいくうちにどんどん気になっていきます。また毎週ちゃんと更新してくれるところも良いです。
全話無料で読める
今なら全話無料で読むことができます。
・塔の謎
・目玉は何か
47話よりピーピーの世界ではラムダ軍の飛行ロボット
・塔を操作しているもの?の存在
・オメガは何者か
・数千年落ち続けたオメガの体が朽ちなかった理由
・オメガの眠っていた時の夢
数千年の間落ち続けたオメガが見た夢は何を意味するのか。
「見たこともない広大な漆黒な世界で奇妙な乗り物に乗って果てしない旅をしていました」
「私はその中で懐かしい安らぎを感じていた気がします」
・獣の目に見覚えがある
そして目玉はオメガを見つけた後、塔を分離しオメガを連れ去った。
・関所の条項に「オメガのことを触れたものは何人たちとも生かすなと書かれている」
そしてこの「オメガ」の条項が追加されて以来誰も関所を通過して下に行っていない。
・オメガからの手紙
手紙に書かれていた「底には来てはいけない」の意味とは。そして郵便局員の言った「知るべきではない真実」とは
・オメガは複数いる
そして落としの巫女には世界の崩壊を防ぐ力がある。
・公務員と上級公務員
・ツール
公務員が使う世界を設計できる「ツール」
・オメガニウム
・ワームホールはタイムマシン
・大気は汚染されているが中和ガムにより防げる
・ラムダ王の模様がケルビンさんの頭にもある