2019年5月27日月曜日

呪術廻戦 60話 感想と考察【ネタバレ注意】

5月27日発売ジャンプ2019年26号掲載の呪術廻戦60話。呪胎九相図と野薔薇のパワーアップの可能性について考察していきます。


  

前回までの状況 


起首雷同
虎杖、伏黒、野薔薇は呪霊によると思われる事件を任務を調べるため、ある中学に行く。
そこは伏黒の母校だった。虎杖たちは生徒の情報から八十八橋で呪いを探すがこの呪霊が伏黒の姉?津美紀さんも呪っていたがわかる。呪いの等級が上がり徹底を進められるが伏黒は一人で呪いを祓おうとする。そんな伏黒を察知して虎杖と野薔薇はともに行く。
3人は呪いを見つけるがそこに真人の命を受けた呪胎九相図の呪霊が乱入する。さらに第3の呪いが現れ野薔薇を結界の外に連れ出す。呪胎九相図の呪霊も結界の外に出て虎杖も追う。一人残った伏黒は八十八橋の呪霊を祓うが結界は閉じずに宿儺の指を食べた呪霊が現れる。伏黒は未完成ながらも領域展開を使い呪霊を祓うも戦闘不能に。


今週のあらすじ

起首雷同
虎杖&野薔薇VS呪胎九相図2体
虎杖&野薔薇は呪胎九相図の毒(正確には分解の術式)を受ける。
野薔薇は自らに釘を刺し、「共鳴り」を発動させる。






感想や考察

呪胎九相図について

呪胎九相図は呪霊と人間の混血。
今虎杖たちが闘っている呪胎九相図の名は壊相と血塗。
九相図とは下記のようなもののことを言い名前がそのままなことから3人目のやつは腸相ぽいです。また、彼らには御三家の加茂家がかかわっており、呪胎九相図の術式が血に関わるのも何か関係がありそうです。

九相図(くそうず、九想図)とは、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画である。wkipediaより
また九相観では

  1. 脹相(ちょうそう) - 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
  2. 壊相(えそう) - 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
  3. 血塗相(けちずそう) - 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
  4. 膿爛相(のうらんそう) - 死体自体が腐敗により溶解する。
  5. 青瘀相(しょうおそう) - 死体が青黒くなる。
  6. 噉相(たんそう) - 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
  7. 散相(さんそう) - 以上の結果、死体の部位が散乱する。
  8. 骨相(こつそう) - 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
  9. 焼相(しょうそう) - 骨が焼かれ灰だけになる。

野薔薇のパワーアップの可能性

野薔薇の術式は芻霊呪術。芻霊とは古代中国での藁人形を指す言葉でいわゆる丑の刻参りを行う呪術です。
呪いとしての丑の刻参りは「宇治の橋姫」の伝説が起源とも言われています。橋姫が、妬む相手を殺すため自身が鬼となろうとした話です。
このことから術式の解釈を広げれば自分自身の強化ができるのではないかと思います。

今後の予想

このままでは共倒れなので呪胎九相図は一旦術式を解くと予想しています。しかし、これで状況はあまり変わりがありません。さらに九相図にはもう一人援軍が来る可能性もあります。野薔薇の覚醒に期待です。




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前回までの状況 


先週のあらすじ

起首雷同
虎杖、伏黒、野薔薇は呪霊によると思われる事件を任務を調べるため、ある中学に行く。
そこは伏黒の母校だった。虎杖たちは生徒の情報から八十八橋で呪いを探すがこの呪霊が伏黒の姉?津美紀さんも呪っていたがわかる。呪いの等級が上がり徹底を進められるが伏黒は一人で呪いを祓おうとする。そんな伏黒を察知して虎杖と野薔薇はともに行く。
3人は呪いを見つけるがそこに真人の命を受けた呪胎九相図の呪霊が乱入する。さらに第3の呪いが現れ野薔薇を結界の外に連れ出す。呪胎九相図の呪霊も結界の外に出て虎杖も追う。一人残った伏黒は八十八橋の呪霊を祓うが結界は閉じずに宿儺の指を食べた呪霊が現れる。


今週のあらすじ

起首雷同
伏黒VS特級呪霊
この呪霊は少年院の特級呪霊よりも強かった。
負けそうになった伏黒は布留部 由良由良止(ふるべ ゆらゆら)と奥義を出そうとするが思いとどまる。
不完全な領域展開「嵌合暗翳庭」を出し玉犬(紺)で特級呪霊を倒します。





感想や考察

伏黒の呪術

伏黒は布留部 由良由良止と再び奥義を出そうとしました。これは十種神宝(とくさのかんだから)と思われます。詳しくは呪術廻戦 伏黒の呪術 式神について参照
その効果は五条先生の言葉から
使用すると死ぬがすべてを解決できるようなものだと解釈できます。
特に自他を過小評価する伏黒が「すべてを解決できる」と思うほどすごい技のようです。
また文献によると十種神宝には、病気を治したり死人を蘇生させることもできるという、強力な霊力が宿っているとされています。どんなことができても不思議ではありません。

術式の解釈

今回伏黒は影をを使って様々な頃をやっています。できることをまとめると

影を媒介に式神を出す
影で身代わりを作る
陰に潜む
物を影で出し入れする

御三家にふさわしい万能な術式です。

感想

今回伏黒は一人で特級呪霊を倒しました。すごい成長です。こうなると野薔薇がだいぶ取り残されている気がします。
伏黒は戦闘不能そうですが呪胎九相図がまだ残っています。そもそも呪胎九相図に宿儺の指の特級呪霊も倒すのを任せ解いたら楽だった気がしました。



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