2019年3月31日日曜日

呪術廻戦 53話 感想と考察【ネタバレ注意】

真人たちの目的とは。
4月1日発売ジャンプ2019年18号掲載の呪術廻戦53話の感想と呪胎九相図や夏油の目的
について考察していきます。


  

前回までの状況 

東京校vs京都校の交流戦。
交流戦に真人たち特級呪霊が乱入。
先生たちは異変に気が付き五条と歌姫、京都校学長は生徒の元へと向かう。
(冥冥は連絡担当として残る)。(東京学長は天元様の元に)
しかしハンガーラックの人が降ろした帳が五条のみの侵入を拒んだ。
歌姫と京都学長は五条を残し帳の中に入るもハンガーラックの人と遭遇する。
京都学長が相手をすることになり歌姫のみが生徒たちの元へと向かう。

一方、特級呪霊の花御に対し伏黒たちが共闘するも狗巻、加茂が戦闘不能に。
そこに真希が加勢に来る。
真希は特級呪具を用いて戦いて伏黒とともに花御と闘う。
花御にダメージを与えるも圧倒される。
そこに東堂と虎杖が現着する。
虎杖は黒閃を花御にクリーンヒットさせる。
虎杖と東堂がその他大勢とは違うと感じた花御は本気を出すも東堂の術式に苦戦。
花御は打開策として領域を展開しようとする。
そこに五条先生が現れれる。
五条先生はハンガーラック人を戦闘不能にして
花御を吹き飛ばす
一方真人は任務完了

今週のあらすじ

53話

花御は上半身半分を失うも生きていた。
花御が暴れている間に真人は回収させた宿儺の指の仕掛けをたどり
天元の手下二人を倒し
高専にあった宿儺の指6本、特級呪物「呪胎九相図」の1~3番を回収していた。

※天元とは高専に結界を張っていた人
東京学長と冥冥が天元様と言っていたことから偉い人と思われる。

感想や考察


特級呪物「呪胎九相図」とは

九相図(くそうず、九想図)とは、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画である。wkipediaより


また九相観では
  1. 脹相(ちょうそう) - 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
  2. 壊相(えそう) - 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
  3. 血塗相(けちずそう) - 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
  4. 膿爛相(のうらんそう) - 死体自体が腐敗により溶解する。
  5. 青瘀相(しょうおそう) - 死体が青黒くなる。
  6. 噉相(たんそう) - 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
  7. 散相(さんそう) - 以上の結果、死体の部位が散乱する。
  8. 骨相(こつそう) - 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
  9. 焼相(しょうそう) - 骨が焼かれ灰だけになる。

とあり。今回盗んだのが1~3番とあるので
呪胎九相図も9番までありそうです。

呪胎九相図とは呪胎の経過を九段階に分類したものと思われますが何の効果があるのか。
呪霊を生み出す、あるいは任意の段階にパワーアップさせるアイテムだと予想しています。

また、宿儺の指を盗むついでとってきたのではなく五条先生を封印するための作戦に使う重要なアイテムになるのではないかと思います。

花御が生徒を生かしていた理由

花御が生徒を一人も消さなかったのはおかしいと思っていましたが
その理由は夏油にアドバイスをもらっていたからのようです。
夏油によると宿儺にとっての地雷が生徒の中にいて、それを踏むと計画が台無しになるから。しかし、夏油はなぜそのこと(宿儺が伏黒に興味を持っていること)に気が付いたのでしょうか。

宿儺の動きが少しイメージと違っていると言っていますが
このイメージとは一巻にあった宿儺の台詞
『女も子供も蛆のように湧いている 素晴らしい 鏖殺だ』
 というものでしょう。たしかに鏖殺とは皆殺しの意味ですが受肉してからというもの誰一人としてあやめていません
しかし、それは虎杖に主導権を握られているからと解釈できます。なぜ夏油は「宿儺にとっての地雷が生徒の中にいる」ことがわかったのか。

おそらく宿儺が主導権をとったときに鏖殺にむかわず伏黒と闘った(遊んだ)場面
を見ていたのだと思われます。
そうすると確実に地雷=伏黒だとわかっているはず、しかしそれを花御に教えていません。
0巻の時と同じように夏油は生徒を殺さないようにしていると思われます。
あるいは夏油にとっての地雷が生徒の中にいるかもしれません。





前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


今の東京校、2年生の乙骨勇太が主人公。特級の呪いに纏われた乙骨は呪術高専で解呪を目指す。

4巻発売中


呪術廻戦 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

3月4日発売予定。1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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