2018年8月6日月曜日

呪術廻戦 22話 感想と考察 [ネタバレ注意]

一級呪術師七海vs特級呪霊真人。そして虎杖の作戦はうまくいくのか
ジャンプ2018年36号掲載の呪術廻戦22話の感想と考察です。




感想など

虎杖サイド

順平(真人といた少年)を調べるため伊地知は4級以下の呪霊(蠅頭)を順平にけしかけるこよに
①順平が呪霊を視認できない・・・そのまま救助 
②視認できるが対処するすべを持たない・・・そのまま救助、事情聴取
③ 呪霊を祓った場合・・・・力尽くで即時拘束
④二級術師以上と判断できる場合・・・撤退
という手はずでした。(21話より)
しかしあっさり失敗します。順平と一緒に一般人(順平の学校の先生)がいるところに呪霊を放ったのです。伊地知さんのポンコツ具合がすごいです。
それはさておき順平は学校の先生に向かってなにか呪術を使おうとしたのですがこれは彼の術式でしょうかそれとも真人の術式によって与えられた物でしょうか。
また、順平は呪術高専の学生服のボタンを知っていましたが真人から教わったものか。それとも単にもともと呪術高専に興味があったのか。
意外といた虎杖と仲良くなりそうなので虎杖たちの同級生になる可能性も出てきました。

七海vs真人

七海さん曰く真人は五条先生に似ていると。
そんな真人の術式は魂に触れその形を変えるというもの。
そのため治癒を用いることなく傷を回復できます。強い。
特に物理的にダメージを与える七海さんの術式に対して相性がよさそうです。
七海さんは今回は自分の術式を解説していません。
一方真人はに七海に解説しています。
そういえば「バレても問題のない術式、問題のない相手、またはミスリードを誘うのであれば良いでしょう」と20話で七海さんが言っていました。確かに真人の術式はバレても問題のない術式です。しかしあまりにも問題がないので手の内をさらすという縛りによる術式効果を底上げ効果が期待できないかもしれません。

真人の戦闘スタイルは戦闘は自分で戦いながらもストックした(改造)人間を使ってくというものです。これまで術式で形を変えたのは人間だけです。もしかして魂にふれてという術式なので動物とかだとうまくいかないのかもしれません。
また、自分の治癒にも使っているので呪霊にはできる可能性はあります。
また今は人型ですがそうのうち自分を変形させて怪物に変身するかもしれません。
一般人は形を変えると死んじゃうけど呪術師はどうかなと七海さんの改造フラグを立てています。
最後に劣勢の七海さんはネクタイをほどくことで呪力を上げていました。きっとこれも”縛り”でしょう。また、たぶんまだ刀身はぐるぐる巻きなどでまだ頑張ってくれるでしょう。
次回はセンターカラー七海さんの活躍に期待です。



2巻発売予定

9月4日に2巻が発売予定のこと。

また1巻にキャラの詳細がわかるプロフィールおまけ漫画など書下ろし要素多数収録されています。

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2018年8月2日木曜日

夏目友人帳 LaLa2018年9月号 あらすじと 感想 苦手な二人 後編【ネタバレ注意】

夏目友人帳 LaLa2018年9月号 あらすじと 感想 苦手な二人 後編のネタバレと感想です。
前編はこちら



あらすじ


「なぜか具合が悪くなって家の中にいられないだ。」
そういう勇の後ろに突然首の長い妖が現れます。夏目は声をあげ驚きます。
そこにニャンコ先生が現れます。夏目は先生をつれて一旦外にでます。

先生曰くどこかで勇に妖がくっついたようです。勇が具合が悪くなるのはタキの家にはおじいさんが残した結界やらがありくっついている妖が具合が悪くなり、それに影響されているとのこと。
追いはらうにもなかなかの大物で簡単ではないようです。
ここでニャンコ先生に策があるようです。
それは超大物(ニャンコ先生)に触れることで他の妖に影響を受にくくするという案です。

再びタキのたちのもとに戻った夏目とニャンコ先生
タキの兄はにゃんこ先生を見るなり抱きつきます。流石兄妹。
すかさず夏目はよければそのまま先生を預かってもらえないかと言います。
皆で家の中で鍵をお探しに行きます。勇はいつもと違い具合は悪くならないようです。
しかしなかなか見つかりません。
夏目が勇に鍵のことについて聞きます。
忘れてはいけない大事な鍵で記憶をたどっていく誰かからもらた鍵だそうです。
誰からと夏目が聞いた時勇についていた妖が首を動かします。夏目は何の鍵か妖に尋ねるがが妖は知らないそうです。
そして今はタキの兄から離れないがお詫びに警告をくれました。
人の子が書棚の下敷きに

タキ(妹)が危ないと二人は急いで透さんの元に。
すると本が透さんの頭上から落ちようとしています。
すかさずタキ兄が身を盾に妹を守ろうとします。そこにニャンコ先生が元姿に戻り本から二人を守ります。

その後、書棚の裏隠し扉があることに気がつきます。鍵をさし開けると中には石が。

それはタキが生まれる前にいつか妹にプレゼントしようとそれまで祖父と二人だけの秘密でかくしていたものでした。

11月は表紙でキャラコン結果発表

感想

タキ兄がタキ妹似て優しい人でした。特に身を挺して妹を守ろうとしたところがよかったです。また夏目に君になら妹を任せてもいいかもしれないと言ったのが印象的でした。

最新情報

単行本最新巻発売



映画のノベライズ版発売

2018年9月29日(土)全国ロードショー。劇場版アニメ『夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜』のシナリオをノベライズしたものが発売されます。

これまでのアニメを見る

これまでに放送されたアニメを見るならU-NEXTがおすすめです。
1期~6期まですべて配信されています。
1か月間無料体験ができるのでその間に頑張ればすべて見れるでしょう。
残念ながらHuluやNetflixでは配信されていません。(2018年4月現在)



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2018年7月30日月曜日

呪術廻戦 21話 感想と考察【ネタバレ注意】

虎杖と七海は別行動をすることに。そして七海は首謀者のもとへ
ジャンプ2018年35号掲載の呪術廻戦21話の感想と考察です。



あらすじ

呪術廻戦 21話 幼魚と逆罰-参-


前回に続き真人と順平が話している場面から。
真人は順平に実験結果を見せます。一人の人間をどこまで大きくできるかやどこまで小さくできるか。
それを見ても取り乱さない順平は「無関心こそが人間の行きつく美徳です。」と言います。
それに対して真人は「無関心」という理想に取りつかれてはいけない生き様に一貫性など必要ない。おなかが減ったら食べるように憎いなら殺せばいい俺は順平の全てを肯定する
と言います。

一方、虎杖と七海は作戦会議をしています。そこには伊地知もいます。ある程度犯人のアジトが絞られたという七海は自分はその調査を続けるので虎杖に別の仕事を与えます。
伊地知とともに順平を調査するというものです。それは呪霊をけしかけ反応を見るというものです。
一方七海は敵のアジトに行きます。彼はだいたいではなくちゃんと犯人の居場所がわかっていたのです。
そこで真人と対峙します。「良かったあんまり弱いと実験にならないからさ」という真人
「残業は嫌いなので手早く済ませましょう」と七海は言います。



気になった点など


七海vs真人はどうなるか

七海は一級呪術師に対して真人はまず間違いなく特級です。単純に考えて真人の方が強そうです。しかし伏黒によると特級に勝てる1級呪術師はいる(17話)とのこと。また今回の話より同じ等級なら呪霊に呪術師が勝つのは当たり前。例えば2級呪術師は1級呪霊に近い実力とありました。しかし、真人は敵方のボス(たぶん)。宿儺の指8~9本の強さの漏瑚よりも強いと考えられます。七海さんピンチです。最悪呪霊に変えられて虎杖の前にあらわれる可能性もありえます。

真人の呪術

真人は魂の構造を理解していて魂に触れることで生物の形を変えているそうです。
どうやら人だけではなく生物も変化させられるようです。
この魂というのが今後重要になってきて虎杖の素の人間離れした運動能力や宿儺の器であることに関係がしてくるかもしれません。

今後の予想

七海vs真人の戦闘が来週見られるのか。おそらくどちらも領域展開ができるレベルなので戦闘が楽しみです。また虎杖サイドでも話が進んでいます。ひょっとすると来週はそっちがメインで七海と真人の戦闘は全く描写されず(ハンターハンターのカイトみたいに)いきなり呪霊化した七海が出てくる可能性もあるのではと思いました。


2巻発売予定

9月4日に2巻が発売予定のこと。

また1巻にキャラの詳細がわかるプロフィールおまけ漫画など書下ろし要素多数収録されています。

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2018年7月23日月曜日

呪術廻戦 20話 感想と考察【ネタバレ注意】

呪霊VS虎杖 虎杖の修行の成果は
ジャンプ2018年34号掲載の呪術廻戦20話の感想と考察です。



あらすじ

呪術廻戦 20話 幼魚と逆罰-弐-


虎杖と七海は呪力の残穢を追う中で遭遇した呪霊2匹と戦闘に入ります。
七海の術式は強制的に弱点を作り出すというもの。なんなく呪霊を追い詰めます。
一方の虎杖も素の運動能力を生かした一度の打撃に2度の衝撃が生まれるという「逕庭拳」で呪霊を追い詰めます。しかし止めを刺すところで七海が止める。この2匹の呪霊は元人間だというのです。犯人は相当なやり手だわかります。
そのころ真人は少年に特級呪霊について説明しています。妖怪など共通認識にある畏怖のイメージ、そしてそれよりも人々が恐れている天災。そして真人は自分は人間から生まれた呪いだと言います。

気になった点など


特級呪霊の分類について

真人が少年に話しているところから特級呪霊について詳細が明らかになってきました。
呪術師が特級仮想怨霊として登録して警戒しているのは共通認識のある畏怖のイメージ、有名な妖怪や怪談だそうです。
真人は例としてトイレの花子さん九尾の妖狐を出しています。
ちなみに九尾の妖狐は呪術廻戦の前日譚「東京都立呪術高等専門学校」に登場しています。夏油が操っていた「化身玉藻前」です。玉藻前は平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる伝説上の人物であり妖狐の化身です。
また、真人の言葉から特級呪霊としてトイレの花子さんもいそうです。
他に考えられるのは鵺とか有名な妖怪を挙げればきりはないですが「呪術高専」より登録されている特級呪霊は16体だということです。
また登録されていない漏瑚たちは天災だということがわかりました。漏瑚、花御、そして真人と一緒に海にいた丸いやつそれぞれ大地、森、海だそうです。
そして真人は人が人を憎み恐れたところから生まれた呪い。
夏油がいうところの漏瑚たちのボスは真人のような気がしました。

呪いの強さについて

真人の話からするとより妖怪系の呪霊よりもより畏怖されている天災系の呪霊の方が強いように感じました。
しかし作中で最強の呪いは両面宿儺です。どちらかというと宿儺は伝説上の人物、妖怪系の呪いのような気がします。より恐れられているのが強力な呪いだとしても一般人(虎杖)は宿儺について知らなかったためその観点からもなぜ宿儺が強いのかが説明できません。
真人が人間の呪いということから元人間であるというところが宿儺が強い理由なのかもしれません。そう考えると人間であり怨霊として恐れられていた日本3大怨霊(菅原道真など)は当代において相当な強さだったと思われます。

術式のネタをばらしてもいいのかについて

七海が自分の術式について解説しています。それに疑問をもった虎杖に七海はこういいます。
「バレても問題のない術式、問題のない相手、またはミスリードを誘うのであれば良いでしょう」
また手の内をさらすという縛りが術式効果を底上げするということだそうです。
前にも宿儺が利害による”縛り”は呪術における重要な因子と言っていましたが縛りというのが重要なキーワードっぽいです。前にも思いましたがここら辺がハンターハンターぽく感じました。すると五条先生や七海がグラサンをしたりと視界を遮っているのは縛りなのでしょうか。

また、今回七海が自分の術式についてネタをばらしていますが私はその必要はなかったと思いました。
まず、七海の術式は対象の長さを線分にした時、7:3の点として弱点を作り出すというもの(直視の魔眼が思い浮かびました)
ネタがバレれば対抗策ができてしまいます。
また術式を底上げする必要があるほど相手は強くありません。
もちろん虎杖の教育という意味で解説したと思われますがミスリードだという可能性も多いあると思いました。

呪力の強さと術式について

七海の術式の説明において「格上なものにもそれなりにダメ-ジが与えられ。呪力の弱い者であればナマクラでも両断できる。」とありました。
ここから呪術廻戦では術式のルールは絶対でなく相手の呪力が強ければ術式の効果が弱くなることが推測されます。
このところはハンターハンターよりもブリーチに似ていると思いました。
呪力のない真希さんに厳しい世界観のようです。



単行本発売中

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2018年7月14日土曜日

呪術廻戦 19話 感想と考察【ネタバレ注意】

映画館で起きた真人(夏油の仲間)による呪いによる事件
そこに虎杖が任務として赴きます。
ジャンプ2018年33号掲載の呪術廻戦19話の感想と考察です。



あらすじ

呪術廻戦 19話 幼魚と逆罰


学校をさぼって映画館にきていた少年は真人による高校生3人殺人の一部始終を見ていました。映画上映中にもかかわらず話していた彼らを真人は首を掴み「君達マナーを守ろうね」といい頭部を変形させたのでした。
上映終了後少年は真人のもとにいって言います。「僕にも同じことができますか」と
一方虎杖は一人の男に連れられこの事件を調査しています。
その男は脱サラ一級呪術師の七海健人。呪力の残穢を負っていく二人の前に呪霊が現れます。



気になった点など


真人の呪術と呪力の残穢

真人が高校生を頭部を変形させ殺害した詳細がわかりました。それを見る限り首を掴み呪力を流し込んだだけで特に呪術を使っていないように感じました。

また、今回『呪力の残穢』についての説明がありました。
術式を行使すれば痕跡が残るそれが『残穢』だそうです。ただし呪霊などに比べ薄いため視認しずらいというもの。
そういえば1話で伏黒が宿儺の指が入っていた箱にこびりついた呪力の残穢を追って虎杖にたどり着いていましたがここから伏黒が優秀な呪術師だとわかります。

さてここで疑問が二つ出てきました。

①術式を行使しなければ残穢は残らないのか
『術式を行使すれば』とあることから術式がない虎杖や禪院姉妹の場合には痕跡が残らないという解釈もできます。

②真人は術式を使ったのか
ただの通路で真人は呪術を使ったのかのでしょうか。それとも生まれながら術式を持っている呪霊(呪術師)は常に術式を行使している判定になるのか

呪術廻戦の警察は諦めがはやい

この世界の警察は人の領分をはずれている事件は見て見ぬふりをするようです。

ー級呪術師の七海健人が面白い

高専で呪術師はクソだと気が付き、一般企業で働き労働はクソだと気づいたという脱サラ呪術師、七海健人。しかし一級呪時術師などで相当強いはずです。次回その戦闘が見れそうなので楽しみです。



単行本発売中

キャラの詳細がわかるプロフィールおまけ漫画など書下ろし要素多数収録されているそうです。

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2018年7月9日月曜日

呪術廻戦 18話 感想と考察【ネタバレ注意】

衝突必死の双子‼それはそうとはたして野薔薇は無事なのか⁈
ジャンプ2018年32号掲載の呪術廻戦18話の感想と考察です。



あらすじ

呪術廻戦 18話 底辺

倒れている野薔薇のそばで対峙する真希(伏黒たちの先輩)と真依(京都校)。
真希には呪力がないが真依も術式が使えない。どちらも落ちこぼれだと。
真希が真依の注意を引いた隙に野薔薇が真衣を羽交い絞めにして
「その制服を置いていけ」と言います。自分の夏服にしたい模様。
そこに東堂がやってきます。東堂はアイドルの個別握手会に行くのでその道案内に真依を連れていきます。

一方そのころ京都校の学長、楽巌寺嘉伸は東京校の夜蛾学長を待っていました。
しかしそこに遅れてやってきたのは五条先生。
伊地知を脅して嘘の予定を伝えたため夜蛾学長はしばらく来ないそうです。
五条先生は京都の学長に「アンタらがしょーもない地位や伝統のためせき止めていた力の波がどうしようもなく大きく押し寄せてんだよ」「牙をむくのが自分だけだと思ってんなら痛い目をみるよおじいちゃん」と言いたいことを言って帰っていきました。

1カ月後
9月 川崎市キネマシネマにおいて上映終了後 3名の変死体が発見されます。
それは真人(夏油の仲間)がおこなったものでした。その様子を見ていた少年(新キャラ)が真人に話しかけます。
一方、映画に虎杖が調査に来ます。
実践訓練開始‼


気になった点など

双子の禪院姉妹はおちこぼれ

真希だけでなく京都校の真依も御三家、禪院家としては落ちこぼれだと判明しました。
呪力がない真希に対して真依は術式がないそうです。
ひょっとすると真希には呪力がないので確かめようもないが術式はあるのかもしれません。
物語が進むと二人で協力して領域展開をするのかもしれません。

漏瑚と花御は未登録の特級呪霊

漏瑚と花御は未登録の特級呪霊でした。ということは登録されている特級呪霊もいるはず。1年前の「東京都立呪術高等専門学校」では特級を冠する人間は4人、呪いだと16体存在すると言われていましたがそれからどう増減したのか。また、登録されているのに祓われていない特級呪霊がいるのはなぜか気になりました。

真人は呪霊?

ぱっと見では人のようにも見える真人ですが普通の人には見えないので呪霊の可能性が高いように思いました

新たな登場人物続々登場

京都校の学長、五条先生のファンの京都校の2年生の女子、真人が見える少年と今週も新しい登場人物が登場しました。

作者芥見下々氏は坂道グループのファン?

東堂の言った握手会でアイドルが「高たんビーム」なるものをしていました。
この元ネタは乃木坂46というアイドルグループにかつて所属していた中元日芽香氏の「ひめたんビーム」です。
また、昔の巻コメからけやき坂46に詳しいことがわかっています。
詳細は作者の芥見下々氏について [巻末コメントまとめなど]を参照

そのため芥見氏は坂道グループのファンである可能性が高いです。

今週の感想

「その制服を置いていけ」と追いはぎのようなことを言う野薔薇。ついさっきぼこぼこにされたはずなのに強気な口調は変わりません。しかし東堂が来て伏黒の心配をしたり、真希先輩の夢想を聞いて「私は真希さん尊敬してますよっ」と言ったりいい子です。
また、相変わらず五条先生のセリフはかっこいいし、
京都校の2年生の女子が五条先生のファンで「喋っちった‼喋っちった」と心の中で思っているなどセリフ回しが面白かったです。

単行本発売中


またその7月4日は単行本の発売日です。
キャラの詳細がわかるプロフィールおまけ漫画など書下ろし要素多数収録されているそうです。

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2018年7月8日日曜日

呪術廻戦における呪いに関わる用語解説【まとめと考察】

呪術廻戦には「呪い」や「呪術」、「呪霊」など似た言葉が出てきます。ここではそれらの用語のまとめや考察をしていきたいと思います。




呪いとは

辛酸・後悔・恥辱など人間の負の感情から生まれるもの。
呪術廻戦における基本的な概念であり「呪霊」や「呪術」はその下位集合にあたると思われる。

呪霊

人の肉体から抜け出した負の感情、呪いが化け物の形をとったもの。
学校や病院など大勢の思い出があり、負の感情が溜まりやすいところ生じやすい。
呪霊は呪いの一種とも言え、紛らわしいことに「呪霊」のことを「呪い」と表現したりもする。
普通の人には見ることができず、呪いを見ることができるのが呪術師に必須の条件である。また「呪い」である呪霊は「呪い」でしか祓うことができない。

特級呪霊
呪術界は共通認識のある畏怖のイメージ、有名な妖怪や怪談は強力な呪いとなりやすく特級仮想怨霊として登録して警戒している。例えばトイレの花子さん九尾の妖狐。
ちなみに九尾の妖狐は呪術廻戦の前日譚「東京都立呪術高等専門学校」に「化身玉藻前」が登場。
「呪術高専」の時点で登録されている特級呪霊は16体。
また人々が常に恐れている天災も呪霊となる。例えば漏瑚は大地への恐れから生まれた呪いである。
怨霊
呪霊の一種と思われる。作中での詳しい解説はないため以下に民俗学的な解釈を記す。
怨霊とは、自分が受けた仕打ちに恨みを持ち、たたりをしたりする、死霊または生霊のことであるとされる。
きわめて強い負の感情であるためかこれまでに出てきた怨霊は全て特級である。
また、乙骨勇太の先祖が日本三大怨霊の1人である菅原道真である。ちなみに残りは平将門・崇徳院であり今後、本編に出てくるかもしれない。

呪術

呪力を術式で展開したもの。
例えるなら呪力は電気、呪術は家電。呪術とは家電に電気を流して様々な効果を得るようなもの
また術式は生まれながら体に刻み込まれている。
しかし、虎杖など術式を持たない呪術師もいる。

黒閃

黒閃とは打撃と0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪みのことであり、 威力は平均で通常の2.5乗にもなる。

呪術と縛り

縛りは呪術における重要な因子のひとつとされる。
例えば自分の術式を相手に教えるなど手の内をさらすという”縛り”により術式の効果を底上げすることができる。
また、虎杖と宿儺との約束のように誓約というかたちの”縛り”もある。こちらは守らなければ罰を受けるというもの。
天与呪縛
通常の縛りと異なり生まれながら肉体に強制された縛りのこと。
メカ丸は右腕と膝からの肉体、腰から下の感覚がない
その代償として広大な術式範囲と実力以上の呪力出力が与えられている。

領域展開

呪術の真髄、奥義みたいなもの。
術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する。
呪力の消費量が多いものの以下の利点がある。
①環境要因によるステータスの上昇(ゲームで言うところのバフ)
②領域内で発動した術式は絶対に当たる

対処法としては
1⃣必中の攻撃を呪力で防御する
2⃣領域の外に逃げる
3⃣領域を展開し相手の領域を打ち消す。

ということが考えられる。

反転術式と術式反転

反転術式は呪力(負の感情から生まれる)を反転させ正のエネルギーを生み出すもの。
術式反転は上の正のエネルギーにより術式の効果を反転させるというもの。

詳しくは反転術式と術式反転にまとめました。

呪骸

内側に呪いを宿し、自立可能な無生物の総称。
人工的な呪骸には心臓となる核が存在する。

呪物

特級呪物について
生命を止め他に害をなさないという縛りで存在を保証する。そのため壊せない。
との記述がある。(55話)このことから呪物は呪霊などの生命からつくられた(生まれた)と推察される。

呪いの等級について

呪術師や呪霊には等級というものが存在する。
6話より呪霊の等級について

  特級  ・・・・クラスター弾での絨毯爆撃でトントン
1級(準1級)・・・戦車でも心細い
2級(準2級)・・・散弾銃でギリ
3級   ・・・・・・拳銃があればまあ安心
4級   ・・・・・・木製バットで余裕

特級は乙骨が1年時の時において特級を冠する人間は4人、呪いだと16体存在するとされていた。また、一番上の階級のため同じ特級でも強さには大きな差がある。

通常、呪霊と同等級の呪術師が任務にあたる。そのため例えば2級呪術師は2級呪霊に勝つのが当たり前で一級呪霊に近い実力を持っている。

[特級]
呪術師:五条悟、夏油傑、乙骨勇太
呪霊: 両面宿儺、漏瑚、花御、真人、里香ちゃん、玉藻前
呪物:両面宿儺の指、獄門彊、呪胎九相図
[1級]
呪術師:東堂葵、七海
[準1級]
呪術師:庵 歌姫、加茂憲紀、究極 メカ丸、狗巻棘
[2級]
呪術師:伏黒恵、(西宮桃)
[準2級]
呪術師:パンダ
[3級]
呪術師:釘崎野薔薇、禪院真依、(三輪 霞)
[4級]
呪術師:禪院真希
()表記はパンダの予想による。

呪術師に関わる用語

【窓(まど)】
術師ではないが呪いを視認できる高専関係者

【呪詛師】
悪質な呪術師


単行本発売中


1巻と同様、書下ろしマンガ、キャラプロフィール等収録です。

前日譚である東京都立呪術高等専門学校

呪術廻戦の前日譚。この一巻だけで話が完結しています。