約束の残る家の章 後編
内容
儀式を邪魔しようとしている妖の理由がわかります。
それは祓い屋、三春政清に助けてもらったので恩は返そうとしていること。
そのために政清がもらした「三春の家なんてなくなってしまえばいいのに」ということを言葉通りに受け取り儀式を邪魔しようとしているのでした。
夏目の言葉を聞かず邪魔しようとする妖。しかし名取がそれを防ぎます。
こうして無事に儀式は終わりました。
妖は最後には夏目の説得により「好きに生きるといい」という言葉を思いさし去っていきました。
感想
的場がすごい前からわかっていたことですか的場は相当優秀な払い屋であることが再確認されました。
三春家のの家のトラップをすぐに看過し一瞬で片づけるといいます。
約束を破り続けて誰とも約束できない的場は約束を守り続ける妖たちをどこか羨望している。
自分の考え方を貫くのには強さが必要
夏目友人帳は一見するとほのぼのしていて優しい世界観です。しかし、妖に対して自分の考え方をつらぬける夏目や的場は強力な力があるからこそです。今回出てきた三春は没落してしまいました。二人ほど強くない名取が精いっぱいもがいているように感じました。
約束を破り続けて誰とも約束できない的場さんは約束を守り続ける妖たちをどこか羨望している
大妖との約束を破ることで的場家は力を得ています。夏目がこう思ったところが今回の話で印象的でした。
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