ある妖怪の記録: 夏目友人帳　LaLa2018年11月号　あらすじと感想　怪しき来訪者の章　前編【ネタバレ注意】

LaLa2018年11月号掲載の夏目友人帳の怪しき来訪者の章のあらすじの紹介と感想です。

あらすじ

田沼は池の上に立っていた。
そこは知っているような知らないような場所
「誰かと約束をしていたような」
そんなことを思っていると人影を見つけた。
あれは・・・その時、目が覚めた。そこは普段通りの田沼の家だった。

庭を見る。ここには池などないが以前ここに妖の家があると夏目が教えてくれたのだ。
庭のほうからじゃりんと音がするのを聞く。しかし、父に尋ねたがそのような音はしないとのこと。
「少し出かけてくるがその間に友人が訪ねてくるかもしれない」
そういって田沼の父は家を出て行った。

「ごめんください」
しばらくすると誰かが訪ねてきた。
父に言われた客には通り上がって待っていてもらうことにした。

数日後
場面は変わって学校の授業終わり
西村、夏目、田沼が教室にいる。
帰りに映画館寄っていかないかと西村は田沼を誘うが
「悪い、今日も客が来るから早く帰らないといけないんだ」
と断られてしまう。

それに何かがひかかった夏目は田沼に電話する。
田沼は訪ねてくる人のことを夏目に話す。
その人はちょっと変わった人のようで
最初父の友人かと思っていたが違うようだった。

夏目(とにゃんこ先生)は田沼と一緒にその客に会う。
「あなたは人ですかそれとも妖」夏目が聞くと
その客は「妖ですよ。」と答えた。
そして悪さをしようと思っておらずただ田沼と話したいだけだと言った。

田沼」の家からの帰り道、夏目の後をその妖がついてくる。
そこで夏目はようやく気が付く。その妖はミスズだった。

次の日再び来たみすずに田沼に言った。
自分に何かしてほしいことがあるんじゃないか
なぜだかわからないけどそう田沼は感じていた。
それに対しミスズは答える。
「私もなぜこんなことになっているのかわからなくて困っている。」
「こんなこと」田沼が聞き返すと
「たまには妙な遊びに付き合ってもいいかと思いましてね。」

一日一度散歩をするという妙な日課が始まった。
田沼は楽しそうだったが
夏目は心なしか田沼の顔色が悪くなっている気がしていた。
そんな中、田沼の家に何かが刺さっていることにに気が付いた。

ミスズ(三篠)とは
久しぶりにミスズが登場しました。
その説明をWkipediaから引用すると次のようになります。今月の話から分かる通り人に化けられるほどの妖です。

友人帳に名を書かれた妖の1人。斑時のニャンコ先生にも見劣りしないかなりの巨体で、右手は馬、左手は人間、人の体と馬の顔を持つ。鈴や腕輪を身につけており、それらを鳴らして姿を現す。子分としている蛙以外にも、複数の妖を従える沼護り。友人帳に書かれた妖の中では唯一夏目の命に従っているが、大妖としてのプライドが高いのか、主人である夏目に軽んじるような口をきく描写が多々見られる。夏目が友人帳を持つに相応しいかを試した際、相応しくないと判断しながらも、その人柄を気に入り名をそのまま預ける。また、ヒノエに夏目を思うなら友人帳を取り上げ、人の世界で暮らさせるようにすべきだと促す。初登場は第1巻3話、アニメは第1期3話。