2019年1月28日月曜日

呪術廻戦 44話 感想と考察【ネタバレ注意】

特級呪霊の乱入
ジャンプ2019年9号掲載の呪術廻戦44話の感想と今後の展開を考察していきます。


44話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑪


あらすじ

加茂の回想から
加茂は嫡男ではなく側室の子
加茂の母はいじめられていた
正室が術式を継いだ男子を生めなかったため嫡男と偽り迎えられる。

そんな加茂は伏黒に「君と私は同類だと」という。
伏黒はそれを否定する。もう自分は禪院家と関係がないと
加茂と伏黒が闘っている最中、巨大な木が襲ってくる(花見の術式)
狗巻先輩の「逃げろ」という呪言により二人は木の攻撃をかわす。

そのころ別の場所でハンガーラックの人が地面に何かを打ち込み帳を下ろした。

現在のの状況


虎杖vs東堂

伏黒、加茂、狗巻vs花御
パンダ、西宮、真希が呪霊狩りをしている?
三輪のところに庵先生(準一級)が向かっている。

五条、冥冥(一級呪術師。動物と視覚を共有できる)、夜蛾学長、楽巌寺学長は交流戦を見ている



感想など

今回判明したこと

伏黒の術式は調伏が必要

調伏とは仏教用語で内外の悪を打破すること。特に、密教で五大明王などを本尊として、怨敵・魔物を降伏(ごうぶく)すること。
例えば悪魔調伏とは人間に悪い影響を及ぼす化け物を、神へ祈って人間の考えに応じさせることをいいます。
どうやら伏黒の式神は呪いを調伏して使役しているようです。

さて今までに出したのは

玉犬(白、黒)
大蛇
蝦蟇
満象

一見関連のなさそうな動物たちですが調べてみると、一応皆ヒンズー教に関りがありました。
犬はヒンズー教の死の神ヤマラージャ(Yamaraj)の使い
蛇はナーガ
鵺=鳥でガルダ
蛙は、雨神・バルンディヴァタの使者
象はガネーシャ

今後、獅子とか猿が出てきそうな気がします。


今後の予想

おそらく花御とハンガーラックが陽動で真人が実行犯でしょう。
ハンガーラックの人と五条先生、
花御と伏黒、加茂、狗巻そして三輪のところにいった庵先生が戦うことになると思われます。
その間に真人が封印計画に関わる何か準備をおこなうと考えています。


前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


今の東京校、2年生の乙骨勇太が主人公。特級の呪いに纏われた乙骨は呪術高専で解呪を目指す。

3巻発売中

1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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2019年1月21日月曜日

呪術廻戦43話 感想と考察【ネタバレ注意】

特級呪霊の乱入
ジャンプ2019年8号掲載の呪術廻戦43話の感想と今後の展開を考察していきます。


43話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑩

もはや団体戦の勝ち負けは誰も気にしてないかもしれませんがルールと現状を書きます。

団体戦ルール紹介

”チキチキ呪霊討伐猛レース”
指定された区間内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる。
3級以下の呪霊も複数はなたれており、
日没までに決着がつかなかった場合討伐数の多いチームの勝ち。
妨害行為アリなどそれ以外のルールは一切なし。

現在のゲームの状況


虎杖vs東堂
伏黒vs加茂
狗巻vs花御
パンダ呪霊狩り?
西宮呪霊狩り?
真希がフリー
東京校は野薔薇
京都校はメカ丸、真依、三輪が脱落

ポイント
東京校:パンダがが1体
京都校:東堂が1体

2級呪霊ではなく準1級の呪霊でした。(京都学長の策略により)
団体戦は人数的に京都校有利

感想など

今回判明したこと

伏黒の術式は禪院家相伝の術式

伏黒の術式は禪院家相伝の術式の一つで影を媒介とした十種の式神術
『十種(とくさの)影法術』。
伏黒の術式が禪院家と関係があるかもという予想は当たりました。
相伝の術式の一つということは他にも相伝の術式があると言うことでしょうか。
もしかしたら影法術が他にもあり全部で十種ある可能性も。
ひとつの
術法にひとつ十種神宝が使えるとか・・・

それはさておき伏黒の術式は影を媒介とした十種(じゅっしゅ)の式神術
そのまま読めば式神は十種類だせそうです。
今までに出したのは

玉犬(白、黒)
大蛇
蝦蟇
の4種類です。(玉犬を色で別にカウントすると五種類)

御三家と宿儺は面識がない?

伏黒vs宿儺のとき宿儺は伏黒の術式を初めて見たような反応をしてました。
伏黒の術式は禪院家相伝の術式ですので呪いの王である宿儺は禪院家の人と戦ったことがないと思われます。

宿儺は1000年以上前に術師が総力をあげて彼に挑んだが皆敗れたありました。
一方、今の禪院家の当主は26代目で徳川家を参考に概算すると初代当主は520年前くらいです。
また、晴明(1005没)の血を引く土御門家は正当な当主が1994年に亡くなられていて36代、安倍氏嫡流50代当主です。
(なお、真偽はだいぶ疑わしいですがこの平成の世で安倍氏の第27代目を名乗っている人もいます。)

宿儺と禪院家の栄えていた時代がかぶっていないので面識がなくともおかしくはありません。

花御と真人の乱入

なんと真人たちが乱入しました。
10月31日、渋谷にて特級呪物「獄門彊」を用いて五条先生を封印する。
この計画の前には動かないと思っていたので意外でした。

今回の目的は計画の準備のためだと予想しています。
高専にある宿儺の指を盗むためということも考えられますが、
それなら五条先生を封印した後の方が動きやすいはずです。
なので封印計画に関わる潜入だと考えています。


前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


今の東京校、2年生の乙骨勇太が主人公。特級の呪いに纏われた乙骨は呪術高専で解呪を目指す。

3巻発売中

1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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2019年1月7日月曜日

呪術廻戦42話 感想と考察【ネタバレ注意】

ジャンプ2019年6・7号掲載の呪術廻戦42話の感想と今後の展開を考察していきます。


42話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑨

団体戦ルール紹介

”チキチキ呪霊討伐猛レース”
指定された区間内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる。
3級以下の呪霊も複数はなたれており、
日没までに決着がつかなかった場合討伐数の多いチームの勝ち。
妨害行為アリなどそれ以外のルールは一切なし。

現在のゲームの状況


虎杖vs東堂
伏黒vs加茂
狗巻は2級呪霊探索
パンダ呪霊狩り?
西宮呪霊狩り?
真希がフリー
東京校は野薔薇
京都校はメカ丸、真依、(三輪)が脱落

ポイント
東京校:パンダがが1体
京都校:東堂が1体

呪霊狩りを行う人が徐々に増えてきました。
人数の多い東京校が優勢と思われます。

感想など

今回判明したこと

真希の身体能力の秘密

真希には術式がないことが明らかになりました。
天与呪縛により
本来術式を持って生まれるはずだった真希は術式と引き換えに人間離れした身体能力を得たとのこと。
※天与呪縛とは通常の縛りと異なり生まれながら肉体に強制された縛りのこと。
これで真希と同じように人間離れした身体能力を虎杖のは何かからくりがあることは間違いなさそうです。

ここで一つ疑問が「天与呪縛」をおこなったのは誰か。
真希たちの親なのかそれとも。

構築術式とは

真依の術式は己の呪力を元に物質を0から構築する「構築術式」。
真依は術式がないとあったけどあるではないか。でももしかしたら反転術式のような誰でも?使えるたぐいの「術式」という可能性もありそうです。

扇の娘

真依たちは扇の娘らしいですが扇とは誰か。当主が禪院直毘人なので母親の名前かなと思いました。当主の娘という表現をしなかったこと。また、嫡男でなくてよかったという表現から(嫡男とは一般に正室(正嫡)の生んだ男子のうち最も年長の子を指す。)当主には側妻がいそうです。

26代目当主

今の禪院家の当主は26代目。
徳川家を参考にすると一代は20年ちょい。20×26で520年
禪院家が長寿の一族とかでない限り、初代は室町時代くらい?

感想

今回は真依と真希の回想がメインでした。今回の話を受けて俄然、真依さんを応援したくなりました。
今回いろいろと気になるワードがあり特に、
「禪院家の当主になる。」
と言った真希に対し当主が
「ならば相応の試練を与えようぞ」「真依にもな」
と言ったところが今後物語に関わってきそうと思いました。

「真依にもな」とは単に嫌がらせで言ったのか。
それとも真希に術式がないことが明らかになったけれでも
やはり、二人揃うことで何かができるようになるという可能性はまだありそうです。

前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


今の東京校、2年生の乙骨勇太が主人公。特級の呪いに纏われた乙骨は呪術高専で解呪を目指す。

3巻発売中

1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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2018年12月31日月曜日

呪術廻戦 伏線や謎のまとめ[更新中]

呪術廻戦の伏線や謎についてまとめていきます。まずは東京校1年生について



[1年生に関して]

虎杖悠仁

・人間離れした身体能力

虎杖の素の運動能力がヤバイ。呪力を用いず、砲丸をソフトボールのように投げたり、校舎の4階まで跳躍できたりします。禪院先輩(真希先輩)という別の例もあるので呪術廻戦の世界では鍛えればそれくらいできるようになる可能性も一応あります
42話より真希先輩の身体能力は本来術式を持って生まれるはずだった術式を引き換えに得た(天与呪縛)と判明。

・宿儺の器

宿儺相手に自我を保てる千年生まれてこなかった逸材。
もし天与呪縛によって得たならばどれほどのものを犠牲にすれば得られるのか・・・

・親について

虎杖の祖父が死に際「悠仁、最後に言っておくことがある。オマエの両親のことだが」
と言いました(1巻22p)。虎杖が聞こうとしなかったため詳細は明らかになりませんでしたが上述の謎と何か関係がるかもしれません。

・「そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる」

五条先生が呪術の使えない虎杖に言った言葉(2巻)

・魂の輪郭を知覚できる

真人曰く、虎杖は常に肉体の中に自分以外の魂がある状態なので自然に魂の輪郭を知覚している。そのため真人にダメージを与えられる。(今のところ唯一の存在)

伏黒恵

・宿儺との闘いで出そうとした大技は何か

「布留部 由良由良止(ふるべ ゆらゆら)」と唱え八握(やつかの)まで言って戦いが終わったため術の全貌は明らかになりませんでした(2巻)。おそらく出そうとしたのは十種神宝(とくさのかんだから)のひとつ八握剣だと思われます。その効果や他の十種神宝をだせるのか。詳しくは伏黒の呪術 式神についても参照。

・津美紀は呪われた

伏黒の姉「津美紀」が呪われた原因は

・伏黒の父親の現状

性別も知らず「恵」なんて名前を付けた父親は今もどこかでのうのうと生きている(2巻)。
とあるが今何をしているのか。

・禪院家の血筋

京都校2年の加茂が言った言葉。禪院家の血は母親か父親か。伏黒の術式は宗家である禪院家と関わりあるものなのか。

・呪具の持ち運び方法

伏黒は得物で近接を補うのは賛成だが術式上両手をパッと空けられるようにしたいと言っていた。いい方法を思いついたようだがその方法とは?

釘崎野薔薇

・沙織ちゃん

野薔薇が小1の時の友達、沙織ちゃん。「田舎者を馬鹿にしている」と勝手に被害妄想を膨らまされ追い出された。このことが野薔薇が呪術高専に来た理由につながっている。(1巻)
沙織ちゃん 私東京に来たよ いつか会えたらあの時言っていたお店連れて行ってね
とフラグも立てています。

・野薔薇の親について

野薔薇の家族については一度も言及されていません。術式は遺伝するとあるが両親は呪術師なのか。野薔薇は呪霊の等級などの知識があり、少なくとも高専に入る前から呪術について知っているようですが。


[特級呪霊(真人たち)に関して]

・内通者は誰か
高専に呪詛師或いは呪霊と通じている奴がいる。そう五条先生は考えています。

・高専の宿儺の指を回収させた理由
夏油たちの計画は、すべての指を集め宿儺に献上するというもの。そのために高専の宿儺の指を回収させたというその真意とは。

・五条先生攻略法
10月31日、渋谷にて特級呪物「獄門彊」を用いて五条先生を封印する。これが夏油のプランです。

・夏油が真人たちに協力する理由
0巻、東京都立呪術高等専門学校では夏油は非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界を作ることを目論んでいました。一方、真人たち呪霊たちの目的は人間と呪霊の立場を逆転させること。なぜ夏油は真人たちに協力するのか。単に五条先生を排除したいだけなのか。

呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校 関連

呪術廻戦の前日譚である東京都立呪術高等専門学校。もともとは前日譚として発売すると予定ではなかったのではないかと私は思っております。誰も領域展開を使わなかったり、伊地知が戦闘の場にいたりと呪術廻戦の設定からすると疑問に感じる点があるのです。
しかし、呪術廻戦と地続きの物語です。そのとめ反転術式と術式反転という紛らわしい言葉をそののまま使うなどの弊害もあるかと。
また、芥見先生が補助監督である伊地知が戦いの場にいたことを言及するなど疑問点をフォローしようとしており、0巻と呪術廻戦の相違が今後重要な伏線になる(伏線にする)と思っています。

五条先生と乙骨は遠い親戚

菅原道真の子孫である乙骨勇太に対して五条先生は遠い親戚です。
乙骨は五条先生が期待している生徒にあげ、今後重要な役割を果たしそうです。


夏油と五条先生は親友


五条先生と夏油は同じころの呪術高専の生徒です。2巻より医師の家入も同期。京都校の先生である庵 歌姫は五条たちの先輩。そのときの担任の先生は今の東京高専の学長。
また、夏油の呪術は呪霊を操るものである。

また五条先生は家族とうまくいっていないことを匂わす描写がある。

2巻のおまけでも術式は遺伝するとの説明があり今後、親類が登場する可能性が高いです。

特級を冠する人間は4人、呪いだと16体存在する

うち人間は五条悟と夏油傑の二人が明言されている。
(乙骨も特級だがその数に入っているかは不明)

呪いは特級仮想怨霊「化身玉藻前」、折本里香がでてきている。
また本編、呪術廻戦17話より特級呪霊一体を東堂が祓っている。
また18話より漏瑚や花御は未登録とあるのでこの数に含まれていない。

伊地知さんが意外と強い?

渋谷での戦いにおいて少なくとも終盤までほぼ無傷で残っていました。
もしや伊地知が内通者かもしれません。

夏油は五条先生に祓われたのか?

これが0巻での最大の謎。
乙骨に敗れ満身創痍の夏油は五条先生に見つかり祓われたかの描写がありました。
しかし「呪術廻戦」では夏油は生きています。
また16話で「高専関係者に顔を見られるわけにはいけない」と夏油は言っていることから死んだと思われている可能性が高いです。
また0巻と呪術廻戦の夏油の違いとして額に縫った後があること。これが夏油が生きのびたことと関係があるのか。

さて一体どうやってピンチを脱出したのか

①五条先生を欺むき逃げた
②親友である五条先生が情けをかけ見逃した
③やっぱり死んでいて呪霊である

いろいろな可能性がありますが今後明らかになるでしょう。

[その他]

物を出し入れしている呪霊を飼っている術師もいる

2巻でパンダが言った言葉。今のところ未登場
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呪術廻戦 40話 感想と考察

2018年12月22日土曜日

呪術廻戦 41話 感想と考察【ネタバレ注意】

ジャンプ2019年4・5号掲載の呪術廻戦41話の感想と今後の展開を考察していきます。


41話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑧

団体戦ルール紹介

”チキチキ呪霊討伐猛レース”
指定された区間内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる。
3級以下の呪霊も複数はなたれており、
日没までに決着がつかなかった場合討伐数の多いチームの勝ち。
妨害行為アリなどそれ以外のルールは一切なし。

現在のゲームの状況


虎杖vs東堂
伏黒vs加茂
真希vs真依
狗巻は2級呪霊探索
パンダ呪霊狩り?
西宮呪霊狩り?

東京校は野薔薇
京都校はメカ丸、(三輪)が脱落

呪霊狩りを行う人が徐々に増えてきました。
人数の多い東京校がやや優勢と思われます。

感想など

今回判明したこと

禪院家について

「禪院家相伝の術式を引き継いでいること」
それ以外は落語者として術師人生をスタートする 
※【相伝】とは。代々受け継いで伝えること
術式は遺伝することもある(単行本2巻より)
とありましたが今回の西宮の説明からも遺伝しない場合も多々あるようです。

「禪院家に非ずんば呪術師にあらず、呪術師に非ずんば人に非ず」

そんなカワいくない家の禪院家。後半の呪術師に非ずんば人に非ず
のところは夏油の思想に近いものがあります。今後このことが物語に関わってくる可能性がありそうです。

禪院家の術式の予想

エリート呪術師の家系御三家の一つ
かなり強力な術式であると思われます。
分家である伏黒が影を媒介とする式神を操ることから
影を媒介したなにかだと予想しています。

西宮桃は術式が使えない説

箒を操作で出来なくなったことであっけなく負けそうになった西宮。
もう少し抵抗できないものなのかと思いました。

これまでに西宮が使った呪術(魔法)は
①箒で空を飛ぶ
②呪力の風をおこす

②は箒を使って行っているように見えることから
箒という呪具にタネがあり、それに西宮が呪力を流しているだけ
という可能性があります。

あるいは箒を介してしか術式を行使できない”縛り”なのかも。

少なくとも箒がなければ魔法(術式)がつかえなそうに感じました。



前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


今の東京校、2年生の乙骨勇太が主人公。特級の呪いに纏われた乙骨は呪術高専で解呪を目指す。

3巻発売中

1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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40話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑦

呪霊狩りをほとんどだれもしていませんが一応ルールを書いておきます。

ルール紹介

”チキチキ呪霊討伐猛レース”
指定された区間内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる。
3級以下の呪霊も複数はなたれており、
日没までに決着がつかなかった場合討伐数の多いチームの勝ち。
妨害行為アリなどそれ以外のルールは一切なし。

前話までの状況

虎杖vs東堂
伏黒vs加茂
真希vs三輪
野薔薇vs西宮
メカ丸戦闘不能
真依は西宮のカバーに向かったが姿を現していない
狗巻は2級呪霊探索
パンダ呪霊狩り?

感想など

今回判明したこと

真希と三輪の強さについて

4級とされている真希ですが三輪さんによれば2級呪霊くらい難なく倒せるレベルだそうです。
また、そう評価できる以上三輪さんも2級ぐらいの腕があることになります。
そんな三輪さんのシン・陰流流簡易領域について今回その詳細が明らかになりました。

領域内(半径2.21 m)に侵入してきたものを全自動の反射で迎撃する。
(両足が領域が展開時の点から離れると解除される)といものだそうです。

感想としてはそんなに強くないなと思っていました。
まあ、今まで目で見えるものに対してのみに使っているからかもしれませんが

・全自動の迎撃といっても虎杖に難なくかわされたことから
 必中ではなく三輪さんの身体能力に依存する。
・全自動ということは敵の陽動だろうが何だろうが迎撃する。
・両足が領域が展開時の点から離れると解除される以上、間合いの外の敵に攻撃できない

といった問題点が少し考えるだけ浮かびます。

防御よりの性能であるこの技を積極的に相手をしとめるのに使うには向いてないと思います。

ただ領域展開になれば強そうです。

真希の2級昇進を禪院家が邪魔をしている。

禪院家はきっと真希を認めたくないのでしょう。
ただ、真希を階級が上がって強い呪霊と戦わないようにしているという
優しさからきているという可能性も十分あると思いました。

西宮(魔女)vs野薔薇はどうなるか

空を飛べるとい機動力により西宮が有利に戦いを進めています。
野薔薇の術式は相手に釘を相手の差し、呪力を流し相手を止める。
相手の一部を用いた芻霊呪術、いわゆる藁人形を用いた丑の刻参り。
(藁人形の方は正確な発動条件は不明,もし髪の毛1本からできれば最強の術式)
とりあえず、飛んでる西宮に接触できなければ、何もはじまりません。
不利です。打開するすべがあるのでしょうか

ところで丑の刻参りといえば「宇治の橋姫」の伝説が起源とも言われています。
橋姫が妬む相手を殺すため自身が鬼となろうとしたという話です。
もしかしたら術式反転で自分を強化できるかもしれません。


前日譚東京都立呪術高等専門学校発売


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3巻発売

1,2巻と同様書下ろし要素も収録。


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