ジャンプ2018年43号掲載の呪術廻戦28話の感想と考察です。
あらすじ
28話 殺してやる虎杖VS真人
真人の目的は虎杖に宿儺優位の”縛り”を結ばせること。
殺したいほど憎い相手(真人)を殺せない時、虎杖は宿儺に頼ると踏んでいます。
しかし、真人は虎杖に苦戦しています。
普通の術師と異なり虎杖は魂の輪郭を認識できるため天敵となるのです。
それでも真人は自分の魂を弄り姿を自在に変え、虎杖を追い詰めます。
そして真人の攻撃が虎杖を貫きます。
「無為転変」
早く宿儺に変われと真人はそのまま魂を攻撃します。
しかし、それは宿儺に邪魔されます。
「分を弁えろ 痴れ者が」
※”痴れ者とは”真人はその隙をつかれ真人に頭付きで吹き飛ばさせます。
1 愚かな者。ばか者。
2 手に負えない者。乱暴なもてあまし者。
3 その道に打ち込んでいる者。その道のしたたか者
そのまま虎杖は攻勢をかけますが真人に背後をとられます。
そのまま攻撃され絶体絶命の時、一級呪術師の七海さんが助けに現れます。
感想など
なぜ宿儺は真人の術式を防げたのか
真人の術式は魂を認識できる者でなければ防げません。宿儺はどうやって防いだのか。予想1 宿儺の術式が影響している
それを示唆することとして
1
宿儺の魂は20に分かれている。宿儺の呪術「伏魔御厨子」を用いて呪霊を3枚におろそうとしたが魂を3つにおろしていた可能性がある。
2
虎杖は心臓が止まってたいぶ経ってからでも生き帰ることができた。
そのあいだ虎杖は宿儺の生得領域にいた。宿儺の領域には魂をとどめて置ける効果がある可能性がある
3
前話で真人が宿儺が他人を直すのは専門外か?と思っていること。
宿儺自身の魂の形なら宿儺は変えられうると真人が思っていることが推察できる。
宿儺自身の魂の形なら宿儺は変えられうると真人が思っていることが推察できる。
予想2 宿儺は魂を分けられているから魂を認識できる
宿儺術式は関係ないということも十分考えられます。(私はそうだと思っています。)真人によると虎杖は肉体に自分以外の魂(宿儺)がある状態だから自然に魂の輪郭を認識できるとそうです。
魂を20に分けられた宿儺は自然に魂を認識できるとしてもおかしくありません。
なぜ夏油は人質による外的な”縛り”を止めたのか
人質を使うことが虎杖に縛りを課すには簡単に思われるになぜ夏油は止めたのか。
それは夏油は第3者が介在することを嫌ったのではないかと思います。
前話で宿儺は”いいぞ、縛りはすっかり忘れているな”とありました。
もしかしたら”縛り”には、ちゃんと成立しているかは効力を発揮するまでわからないなどあいまいなところがあるのかもしれません。
そのためその人質が死んだら”縛り”がどうなるかなど不覚的要素が増えるのを夏油が嫌ったことが考えられます。
また他の可能性として夏油は”真人たちと宿儺が手を組むこと”を本当は望んでないとことが考えられます。
真人たち呪霊の目的は人と呪いの立場を逆転させることでしたが
夏油の目的は非呪術師の駆逐です。(前日譚によれば)
彼らの目的は完全には一致していません。そのため、真人たちが有利になりすぎないように夏油は真人の行動を縛ったという予想ができます。
今後の展開の予想
今週の最後で七海さんが到着しました。真人は七海を虎杖から引き離そうと罠を張っていました。
その七海が到着した以上、真人は撤退するのではないでしょうか。
漏瑚と違い真人は慎重に動くと予想します。
2巻発売中
特級呪霊との闘いなど目の離せない展開が収録されています。
また、1巻と同様、書下ろしマンガ、キャラプロフィール等だけでなく呪術の解説も収録です。
また、1巻と同様、書下ろしマンガ、キャラプロフィール等だけでなく呪術の解説も収録です。
また1巻にはキャラの詳細がわかるプロフィールやおまけ漫画など書下ろし要素多数収録されています。
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