2018年9月4日火曜日

100均で作るクーラー【作り方とその効果を検証】

皆さん100均でクーラーを作ることができることをご存知でしょうか。
といっても私が考えたもではありませんが。
今回はその作り方とその効果の計測結果をご紹介します。

ステップ1 100均で材料を集める

まずは材料集めです。私はダイソーに行きましたが他のところでも大丈夫です。
材料はすべて100均で揃います。といっても全て100円ではないことに注意してください。

1.クーラーボックス 150円



300円のものでも可

2.保冷剤 100円




クーラボックスに入る大きさならどれでも可

3.USB扇風機 300円

4.AV⇒USB変換アダプター 200円

私は保冷剤を3つ用いたため合計で950円(税抜き)でした。

ステップ2 クーラボックスに通気口を開ける




扇風機を設置する穴を上面に、冷やす風が出る穴を側面にもうけます。
注意1 切りくずが散らかるので新聞紙を敷くなのど場所に注意
注意2 側面の穴は下につけすぎない。中に保冷剤を入れるため水が溜まります。

ステップ3 USB扇風機と保冷剤を設置



完成

製作時間は材料集めを除けば10分もあればできます

原理

原理はいたって簡単で保冷材によりクーラーボックス内で空気を冷やし、扇風機で冷えた空気を押出し、室内の空気と交換するといったもの。
また、上で少し述べたように保冷剤により結露がおきるため除湿効果も一応あります。
ちなみにこういった原理を利用した冷風機というものが市販されています。下に一例を上げているので興味がある人は見てください。

効果を検証

作ったはいいが本当に涼しくなるのか実験してみました。

条件
室温28.4℃
広さ:洋室6貼
測定場所:床より20㎝
窓、ドア等はすべて締め切っています。測定する高さによって温度は変わると予想されますが効果をあまり期待せず、とりあえず布団で寝るということを想定した低めの高さで測定しました。

0分 28.4℃
10分後 28.1℃
23分後 27.9℃

最初の方は順調に温度が下がっていきました。しかし、その後は温度は変化せず
約1時間後には保冷剤が冷たくなくなってしまったので終了。

結論

効果は一応あると言えるでしょう。しかし、4から5時間もつと書いてある保冷剤が1時間できれてしまうという問題点もわかりました。

さらに強化するには保冷剤の強化が必須と言えましょう。そこで探してみるとよさそうなものがありました。

マイナス16度だそうです。かなり効果が期待できそうです。

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