2018年4月23日月曜日

呪術廻戦 8話 感想と考察【ネタバレ注意】

宿儺VS特級呪霊 そして最後に大ピンチが訪れます。
はたして誰が死亡するのでしょうか。
そんな呪術廻戦8話のあらすじと感想と考察を書いていきます。



あらすじ

受胎戴天-参

虎杖は宿儺と入れ替わった。
しかし宿儺は特級呪霊に伏黒たちを一緒に殺しに行こうと言う。
だが特級呪霊は宿儺に攻撃を仕掛けた。
宿儺VS特級呪霊
同じ特級に分類されるが圧倒的な力で宿儺は特級呪霊を倒した。
倒した特級呪霊の中には宿儺の一部がありそれを吸収する宿儺

見届けるため一人残った伏黒は特級呪霊が死んだことに気が付く。
そこに宿儺が現れ言う
「虎杖は戻らない。何の縛りもなく宿儺と入れ替わったため代わるのに苦労していると」
それも時間の問題だが言う宿儺だったが自分の(虎杖の)心臓をつぶし
「俺は心臓がなくても生きられるが虎杖は違う。代わったら死ぬ」

宿儺VS伏黒


感想


宿儺が強い。そして賢いです。
特級呪霊を圧倒しました。そして宿儺にとっては特級呪霊と戦うよりも伏黒たちを殺す方が楽しいみたいです。
一筋縄ではいかない展開、次回も楽しみです。

今回分かったこと

呪力による治癒は人間と違い呪霊にとって難しくないこと

いつの間にか虎杖の手を宿儺は再生させました。
またこの宿儺の発言から難しいが人間にも呪力により治癒ができることが示唆されます。

宿儺は心臓がなくても生きられる

今回宿儺は虎杖の心臓をつぶすことで虎杖が入れ替わるのを阻止しようとしました。

宿儺の呪術 伏魔御厨子(ふくまみづし)とは


宿儺は本当の呪術を教えるとすごい術を展開しました。

御厨子とは仏像を安置する容器や物を収納する戸棚形式のものを指す言葉です。
伏魔は魔がひそんでいることです
つまり言葉は違えども伏魔殿と同義だと考えられます。


宿儺の呪術はなぜ仏教と関わりについて民俗学的考察


宿儺が用いた呪術は仏教と関わりのあるものでした。
その理由はモデルとなった実際の宿儺が仏教と関わりのある存在だからだと思われます。
宿儺については日本書紀、飛騨の伝承などに記載があります。
その中で飛騨の伝承に宿儺は観音の化身といものもあります。
また、「千光寺玄海記」によれば「仏法守護王法の契約によりこの代に出現した」という記述があります。

本作品では飛騨の伝承の宿儺がモチーフになっているのでしょう。

元来呪霊は生まれた場所に留まるもの


どうやら宿儺のように自由に動き回るものは例外のようです。
この考え方は民俗学者、柳田國男の妖怪の定義に似ています。

柳田國男は妖怪と幽霊の違いについて人につくのが幽霊で、場所につくのは妖怪だと定義しています。さらに幽霊は特定の相手に付きまとうが妖怪は分け隔てなく脅かすとも定義しています。

そう考えると宿儺は幽霊かもしれません。



誰が死ぬのか


野薔薇が病院に送られたことから虎杖か宿儺に絞られてきました。

私の予想は伏黒が死にそうになり、そこで虎杖が宿儺と代わる。しかし、心臓が潰されたので虎杖は死ぬというものです。





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