付喪神とは
古道具が100年の時を得て魂をもち妖怪になったといわれています。その姿はよく古道具に手足が生えた様子で描かれます。また、前述のように100年たつ前、つまり99年たった古道具を路地に捨てるという風習「煤払い」というものがあります。
古道具の逆襲
しかし古道具からみればこんな悲しいことはありません。長い間、人間のため役立ってきたのに何のお礼もなく100年たつからという理由で捨てられてしまうのです。。そこで捨てられた道具が反乱を起こしたという話があります。康保(西暦1000年ぐらい)のとき彼らは京の町、白河付近に出没しては人間や馬をさらい食べたというのです。
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